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スワロフスキー本社工場 研修記

スワロフスキー

スワロフスキー本社工場 研修記

代表の長尾とCRYSTALPRO店長の西本でスワロフスキーⓇ本社工場の見学会・研修会に参加してきました。この体験を広く皆様に伝えたいと思い、研修記にまとめましたので、ご高覧よろしくお願い申し上げます。

スワロフスキーⓇ本社工場 研修記① スワロフスキーⓇのルーツについて

 
 
スワロフスキーⓇの本社工場はアルプスの大自然ときれいな水に恵まれた究極のパワースポットにありました。実際その場所を訪れて見ると、こんな雄大で美しい景色に囲まれた工場に、驚きと感動で心が震えました。写真は、インスブルックの街並みと、スワロフスキーの工場を外から見た景色と工場から見た景色、工場内の様子です。

美しいものをつくるために、ダニエル・スワロフスキーが選んだ場所は、美しい環境と綺麗な水がある場所でした。

創業者のダニエル・スワロフスキーは、ボヘミア地方のガラスカット職人の家庭に生まれました。世界に先駆けてクリスタルのカッティングマシーンを発明したダニエル・スワロフスキーは、1895年に、オーストリアのチロル地方にあるヴァッテンスに小さな会社を設立しました。
それまでは、手作業で行われていたクリスタルのカッティングとセッティングにイノベーションを起し、極めて高いテクノロジーの開発に成功しました。やがてヨーロッパの超一流グランドメゾンから次々と注文を受ける巨大企業へと成長していきました。

ダニエル・スワロフスキーはこう述べています。

「新しい時代は、これまでにない活動と発展の可能性を大きく広げる。発展の歩みは立ち止まることを知らない。ある分野で先取的なイノベーションがあれば、必ず別の分野でのイノベーションへと広がっていく。どんな時にも耳を澄まし、新たに生まれてくるものを最大限に活用できる準備を整えておかねばならない」

まるでアップルの創業者スティーブ・ジョブスが語りそうな言葉ですが、今から120年以上前にダニエル・スワロフスキーは語っています。いつの時代もイノベーターの有り様がこの言葉からも伝わってきますね。

スワロフスキーⓇ本社工場 研修記② スクリーンを彩るスワロフスキーⓇ・クリスタルの魅力

   

映画産業の発展ともにスワロフスキーⓇもスクリーンを彩るアイテムとして数々の映画の一部となってきました。
青いハートのペンダントは、映画タイタニックでケイト・ウィンスレットが着けたブルー・サファイア碧洋のハートとして登場し、観客に強烈なインパクトを残しました。これが実物の写真です。実はスワロフスキーだったんだ!と驚きのトリビアですが、その他にも多くの映画の一部としてスワロフスキーⓇ・クリスタルは輝き続けています。

映画の楽しみ方がまたひとつ増えたような気がします。

スワロフスキーⓇ本社工場 研修記③ ダイヤモンドを超える輝きの秘密

   
スワロフスキーⓇ愛好家のみなさんの目は確かなのです。
他クリスタルと比較して、お客様からスワロフスキーⓇの輝きは特別なんです!というお話を伺うことがございますが、科学的にそれは立証できることなのです。スワロフスキー社は、常にその研究開発を行っている企業です。

 

テクノロジーとクリエイティビティの密接な結びつきを通してイノベーションとトレンドをリードするスワロフスキーⓇ。19世紀終わりにダニエル・スワロフスキーが発明したクリスタル・カットマシーンは、クリスタル業界に革命をもたらしました。そのイノベーション精神は、現代にも引き継がれ、製造現場で使われる特殊機械の大半はスワロフスキー社内で開発され改良を加えられています。

その類まれなる技術により、カラー、シェイプ、カット、アプリケーションの数々を世に送り出し、クリエーションの世界を活性化しています。

スワロフスキーⓇの光学ラボでは、光学エフェクトの研究開発が行われており、クリスタルの反射光から受ける主観的印象を客観的にかつ定量的に分析を行っています。純度とカットの精度が高いほど、鮮烈な輝きが得られます。

スワロフスキーⓇ本社工場 研修記④ 人間性の尊重と環境保護

  
ダニエル・スワロフスキーの言葉に

「皆が友人として互いを支え助け合い、他の人を妨げたり陥れたりしないことが最も重要である。争いは避けるべきだ。争っていては良い仕事はできない。物事の一番重要な本質だけに目を向け、自分自身の利益を最後に考えるようになれば、自身と家族に幸福と繁栄が訪れるだろう。それがひとりひとり全員のためになるのだ。」

ダニエル・スワロフスキーが生きた時代は、資本家が労働者からいかに搾取するかを現代以上に追及されている時代でした。そんな時代にありがながら彼の志向は現代にも未来にも通じるものでした。

あらゆる文化へのオープンな姿勢と尊重の精神、社会的責任への高い意識、寛容な心。スワロフスキー・グループの人間的アプローチは、設立当初に工業的発展の基礎を築いた当時から実践されてきました。人間性を尊重するこのアプローチは、グループ全体のすべての活動の指針であり、スワロフスキー成功と発展に重要な役割を果たしてきました。

スワロフスキーⓇ製品の高い品質と豊かなクリエイティビティを支えているのは、常に完璧を求める向上心とイノベーションの精神。しかしスワロフスキーⓇが着実な成長を維持してきたのは、会社としての発展と社会的責任のバランスを保ってきたからに他なりません。

ヴァッテンスという美しい大自然の中で育まれたスワロフスキー・グループは、環境に対して厳しい社内基準を設けています。クリスタル製造に使われる鉛は、特許を取得した新技術でリサイクル。またホーヘ・タウエルン国立公園の「水の学校」の支援や絶滅の危機に晒されている生物の保護活動など自然を守る企業哲学のもとに数々の環境保護イニシアティブを積極的に推進しています。

Swarovski Waterschool Partners with WE Charity in London

↑は、水の学校の活動についての公式動画になります。

 
創業者ダニエル・スワロフスキーは、社会の調和を目指して尽力した人物でもあります。その哲学を受け継ぐスワロフスキーⓇの企業精神の中核を成すのが、民主的な人間関係と労働の重要性。1907年から続く従業員住宅供給制度、利益分配、ダニエル&マリア・スワロフスキー奨学金、クリスタル製造訓練学校の運営など、スワロフスキー・グループには人間性を尊重し社会的責任を果たすためのさまざまな制度が整備されています。

以上、スワロフスキーⓇ本社工場・研修記でした。研修記には後日、現地で聞き取れなかった言葉や理解できなかった事を筆者が資料や文献を調べて付け加えている個所もございます。ご高覧ありがとうございました。
CRYSTALPRO店長 西本

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